今回は、古いエアコンの取り外し、新しいエアコンの取付け、そのための専用回路の配線、スイッチ増設のご依頼です。
現場調査に伺うと、80代のお父様のお宅のエアコンが古いので、新しいエアコンを設置してあげたい、とのことでした。
まずは旧洗面所にある分電盤から、エアコンを取り付ける部屋まで専用コンセントを配線していきます。ここから20mほど引っ張っていきます!
砂壁の日本家屋なので、配線は天井に近い壁に配線していきます。
20mの配線完了!左手にあるエアコンの部屋まで到達しました。
エアコンを取り付けていきます。
この木目の壁は、部屋が広すぎて寒いお父さんのために、大工さんに新設してもらったんだそうです。部屋が狭くなってエアコンがつくと、暖冷房の効き目も上がりますね。
エアコン配管は普通、配管テープ(白)を巻き付けますが、今回は施工中に「配管カバー(スリムダクト)つけられますか?」とリクエストがあったので、急きょカバーを設置しました。
配管テープよりも耐久性があるため、配管の寿命が格段にアップします。カラー種類も何色かあるため、外壁に合わせることができます。
あとは右側に立てかけている上部カバーをパカッとはめ込めば完成です。とてもスッキリして見えます。エアコンの作動チェックをしたら完成です。
2階の古いエアコンも撤去しました。
今回のように、年配の親御さんちのエアコンも古くなっているので換え時、と言う方も多いですね。
古いおうちなら、「キッチンや浴室の電気容量が足りなくて、エアコンとレンジを使うとブレーカーが落ちる」と悩んでおられる方も多いです。
・20→3,40アンペアに変更する容量変更工事(アンペア変更工事)
・引込口配線取替工事
・古い分電盤や配線の劣化・漏電チェック
などもついでに実施すると、これからも長く安心してお使いいただけます。