コンセントの位置で、こんなお悩みはありませんか?
- 使いたい所にコンセントがない!もっと使いやすくしたい
- タコ足配線の見た目と安全面が気になってしまう…
- 子どもやペットがいるので、もう少し上に移設できたらいいのに
- お年寄りの転倒防止に、上に移設したい
- 掃除機の利用・キッチンをもっと使いやすくしたい
- 専用コンセントってよく分からない
1.コンセントの移設は自分でできるの?
中には「ほんの何センチの移動だったら自分でDIYできそうなのに…」と思われる方も多いかもしれません。
しかしコンセントの移設には、電線を扱う作業には電気工事士の資格が必要です。資格や知識のない人が触ると漏電・感電・火事に至る恐れがあるため、電気工事の有資格者のみが電気工事を行えるのです。無資格者が行える範囲を超える場合は、必ず電気工事士に依頼しましょう。
2.どんな工事が必要なの?
場所をずらすくらいの距離なら既存の配線を利用し、壁の工事を行うだけになります。
部屋の反対側に位置変更を行う場合など、移設先まで距離がある場合には、増設と同様にスイッチなどの既存配線から分岐を行って移設先にコンセントを設置する工事になります。
3.コンセントの工事費用はこうやって決まる
コンセントの移設や増設にかかる費用は、主に以下の要素によって決まります:
作業内容
- 移設: 既存のコンセントを別の場所に移動する作業です。配線の延長や壁の中の配線変更が必要になるため、比較的手間がかかります。
- 増設: 新しいコンセントを設置する作業です。新たに配線を引く必要があります。
作業の難易度
- 壁の構造: 壁の中に配線を通す場合、壁の素材や構造によって作業の難易度が変わります。
- 配線距離: 配線を引く距離が長い場合、その分費用も高くなります。
コンセントの移設・増設費用は¥8,000円~30,000円程度
コンセントの増設費用
- 基本料金: 1箇所あたり5,000円〜10,000円
- 追加作業料金: 配線の延長や壁の中の配線変更など、作業の難易度によって追加料金が発生する場合があります。
簡単な移設作業の事例:
- 移設場所: 隣の壁面
- 作業内容: 既存の配線を延長し、新しい位置にコンセントを設置
- 費用: 基本料金9,000円 + 追加作業料金3,000円 = 合計12,000円
コンセントの増設費用
- 基本料金: 1箇所あたり10,000円〜20,000円
- 追加作業料金: 新たに分電盤から配線を引く場合や、壁の中に配線を通す場合など、作業の難易度によって追加料金が発生します。追加料金は1,000円〜10,000円程度が一般的です。
増設作業(新たに配線を引く場合)の事例:
- 増設場所: 部屋の反対側の壁
- 作業内容: 新たに配線を引き、新しいコンセントボックスを設置
- 費用: 基本料金15,000円 + 追加作業料金5,000円 = 合計20,000円
4.コンセントの位置だけでなく口数も選ぼう
コンセントの位置を変更したり新しいコンセントを設置する際、口数(アウトレットの数)を選べることも重要なポイントです。家電の種類や使用頻度に応じて適切な口数を選ぶことで、より便利で安全な生活環境を作ることができます。
1口コンセント(大容量アース付専用コンセント)
一般的な架電や照明用のシンプルな1口コンセントもありますが、ここでは落雷・漏電・電磁波のリスクを防ぐためのアース線付コンセントを説明します。水を使う洗濯機や、高電力が必要なエアコン・電子レンジなどは法的にアース接続が義務付けられています。
- 適用例: 単独で使用する大容量の家電(エアコン、電子レンジ、洗濯機、トイレなど)
- 利点: 特定の家電専用にすることで過負荷を避け、安全性を確保する
2口コンセント
- 適用例: リビングや寝室などで一般的な用途に使用
- 利点: 複数の家電を同時に使用する場合に便利
3口コンセント以上
- 適用例: デスク周りやエンターテイメントコーナーなど、多くのデバイスを使用する場所
- 利点: 電源タップを使用することなく、多くのデバイスを同時に接続可能
6.木村電工の実際のコンセント移設事例をご紹介
千葉県千葉市・東金市・八街市・市原市のコンセント増設・移設のご相談は
施工経験の多い木村電工へご相談ください。