浴室乾燥機は、浴室内の湿気を取り除き、カビの発生を防いだり、洗濯物を乾かすのに役立つ便利な家電です。しかし、使用年数が経つと、劣化や故障により交換が必要になることがあります。
この記事では、浴室乾燥機の交換方法と選び方について詳しく説明します。
1. 浴室乾燥機を交換するタイミング
次のような症状が見られる場合、交換を検討しましょう。
- 異音がする:動作音が大きくなってきた、異音がするなどモーターやファンの故障かもしれません
- 風が弱い:送風が弱くなってきた場合、内部のファンの劣化が考えられます。
- 異臭がする:焼けるような匂いやカビ臭がする場合、部品の損傷や汚れが原因かもしれません。
- 電源が入らない:電源が入らなくなった場合、電子部品の故障の可能性があります。
- 使用年数が10年以上:一般的に浴室乾燥機の寿命は10年ほどとされています。これを超えると突然の故障も増えますので、早めに交換を検討しましょう。
2. 浴室乾燥機の選び方
2.1 タイプの選択
浴室乾燥機には主に2つのタイプがあります。
- 天井取り付けタイプ:天井に設置するタイプで、空間を有効に活用できます。
乾燥効率を重視し、機能性やデザイン性を求める場合に最適です。 - 壁掛けタイプ:壁に取り付けるタイプで、天井に穴を開けたり大規模な工事を
必要としないため、設置工事が簡単でコストも抑えられます。
コンパクトな浴室や天井にスペースがない場合、またコストを抑えたい場合に適しています。
2.2 機能の選定
最近の浴室乾燥機は多機能化が進んでいます。以下の機能をチェックして、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
- 乾燥機能:衣類を短時間で乾かす「高速乾燥」や、省エネを意識した「エコ乾燥」などのモードが搭載されています。
- 暖房機能:寒い季節に浴室を暖める機能があると、入浴が快適になります。
- 涼風機能:夏場に浴室を冷やすことができる機能も便利です。
- 換気機能:湿気を排出する換気機能は、カビ防止に非常に重要です。
- タイマー機能:設定した時間に自動で電源をオフにするタイマー機能があると、電気代の節約につながります。
2.3 サイズと設置条件
現在の浴室乾燥機のサイズと設置環境に合わせた製品を選ぶ必要があります。天井の高さや取り付けスペースを確認し、それに適したサイズのものを選ぶことが重要です。
2.4 エネルギー効率
エネルギー効率の良い製品を選ぶことで、電気代を節約することができます。特に、日常的に乾燥機能を使用する家庭では、省エネ型の製品を選ぶことをおすすめします。
3. 浴室乾燥機の交換費用
交換費用は、乾燥機の種類や機能、設置場所によって異なります。一般的には、製品の価格に加えて取り付け工事費用がかかります。以下は、参考となる費用の目安です。
- 製品の価格:2万円〜10万円(機能やメーカーによる)
- 工事費用:2〜4万円(設置場所や条件による)
4. 交換後のメンテナンス
新しい浴室乾燥機を設置した後も、定期的なメンテナンスが必要です。
- フィルターの清掃:フィルターは定期的に掃除することで、効率的に運転し続けられます。
- 異常音や異臭の確認:異常を感じたら早めに点検を依頼します。
- 取扱説明書の確認:使用方法やメンテナンス方法を確認し、適切に扱いましょう。
まとめ
新しい乾燥機を選ぶ際は、機能やエネルギー効率、設置条件などを考慮し、長期的な視点で選択することが大切です。木村電工では浴室乾燥機の交換経験も多くありますので、お気軽にご相談ください。
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